南三陸町長清水地区
南三陸町長清水地区
経緯と目的
・東日本大震災直後から、長清水地区で復興への取り組みに関わっていた宮城大学中田千彦教授にお声掛けいただき開催されたワークショップ。
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方法と内容
・長清水地区内の民宿「長清水荘」でワークショップを開催。
・メインのワークショップ参加者は、長清水地区の復興に関わっている宮城大学生。そこに長清水荘オーナーの及川氏等、5名程度の地元住民がアドバイザーとして加わった。
・地図は長清水地区と南三陸町の中心地である志津川地区の2班に分かれて作成。ワークショップ後、作成した地図を持ってそれぞれの班の担当地区へフィールドワークに出かけた。
・フィールドワークでは、ワークショップ時に避難ポイントと指定した場所が実際に安全に逃げられる場所であるか等を確認。地図上では避難ポイントと指定したが、実際には草木の生い茂った斜面で簡単に上ることが出来ない場所があることを発見し、定期的な避難路のメンテナンス等について話し合った。
・東日本大震災前からあった、避難ルートを示す道路上のサインなどをフィールドワーク中に発見。しかし、地元住民を含め、誰ももともとそこにサインがあったことに気づいていなかった。
・長清水地区では高台移転後の低地利用の考え方にも逃げ地図を応用。容易に逃げられる場所から重点的に低地利用を進める等のアイディアを出し合い、地元住民に学生から発表した。
成果と課題
・ワークショップ後に、実際に地図を色塗りした場所でのフィールドワークを開催し、避難ポイントとして地図上で指定した場所に実際に逃げられるか等を確認。ワークショップ参加者(宮城大学生)にとって、地域のことをより詳しく知るきっかけとなった。
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基本情報
開催年月日:2012年5月26日
開催場所:長清水荘
主催:宮城大学中田研究室
参加対象:長清水地区の住民、宮城大学の学生及び教員
参加者数:約50人