第5章:道にいろをぬる[やってみよう]

1:道に色をぬり、避難所までの時間がわかるようにしよう。

地図に色をぬることで、「1番近い避難所まで、何分で逃げられるかがわかる」地図になります。

・色について

1色の長さ=ヒモの長さ

「ヒモ」を使って、色をぬります。「ヒモの長さ」は「、1色の長さ」と同じです。

※この速さは、お年寄りが傾斜度 10 度の坂道を歩くときの速さを考えたとき のものです。速さが【43m/ 分】と、とても遅いようにみえますが、誰もが 逃げることができる速さです。

※色ぬり練習シート(例)で 練習してみよう。

色ぬり練習シート

避難場所から道に色をぬる。避難場所に向かって、逃げてくる方向に色をぬる。

1. 緑の色えんぴつとヒモを持つ。

2. 避難場所から逆に逃げてくる 方向の道にヒモをあわせる。

3. ヒモの長さの分、道に色をぬる。

※道がいくつかにわかれている場合、 すべての道にヒモをあて色をぬる。

4. すべての避難場所から、同じよう に色をぬる

5. すべての避難場所から緑でぬりお わったら、次の色にいく。これを繰 り返す。

※必ず全員が同じ色の色えんぴつを持ちながら、同時にやること。

6. 全部の色がぬりおわったら、どの 方向に逃げたほうが、避難場所に近 いか矢印を書く。

■活動のルール

・道の上に×があるところは通れない。その先は色をぬってはいけないよ。

・班のみんなで話し合い、いっしょに作業をしよう。

■道具

・大きな地図

・ヒモ(革ひもが使いやすい)

・色えんぴつ