・逃げ地図は、現地の状況を知らない者でも、ハザードマップを読み込み、 機械的に色塗りすることにより作成可能である。また、逃げ地図作成を 通して、俯瞰的に地域の災害リスクを把握することができる。しかし、 重要なことは、現場の状況に関する認知であり、その状況に応じて必要 な改善を図ることである。
・ 作成した逃げ地図を踏まえて、避難経路を歩いて避難目標地点までの歩 行時間を計測するとともに、避難目標地点や緊急避難場所等を点検する ことが重要である。
・ 現場点検にあたっては、昼間だけでなく、夜間の状況も点検することが 望ましい。