【地震】建物倒壊や津波のほか、土砂災害や地震火災も想定される。
【大雨】がけ崩れや土石流、洪水等の水害が想定される。
【複合災害】地震に伴う津波とがけ崩れ、大雨に伴う土石流と洪水など、 災害が誘発し合うことが想定される。
(参考事例) 静岡県の下田市や河津町では、地震に伴う津波からの逃げ地図だけでなく、津 波とがけ崩れの複合災害を想定した逃げ地図も作成した。
【地震】建物倒壊や津波のほか、土砂災害や地震火災も想定される。
【大雨】がけ崩れや土石流、洪水等の水害が想定される。
【複合災害】地震に伴う津波とがけ崩れ、大雨に伴う土石流と洪水など、 災害が誘発し合うことが想定される。
(参考事例) 静岡県の下田市や河津町では、地震に伴う津波からの逃げ地図だけでなく、津 波とがけ崩れの複合災害を想定した逃げ地図も作成した。
・各都道府県では、想定される災害の種別にハザードマップを作成して、 関連するウエブサイトで情報公開している。
・市町村によっては、避難場所などを記した防災マップなどに浸水想定区 域などが記されている場合がある。市町村の防災担当課に問い合わせるとよい。
・災害は自宅付近にいる時だけでなく、買い物などで外出している時に発 生する場合があるし、活動地域外に避難した方が安全な場合もあること から、逃げ地図の作成範囲は少し広めに設定することが望ましい。
・津波および洪水からの逃げ地図の作成範囲の設定にあたっては、谷地や 流域などの地形的なまとまりに留意する必要がある。
色を塗るための白地図を用意する。縮尺は 1/2,500 または 1/2,000 が望 ましい。地図を入手したら、不足している情報があれば追加する。
参考:鎌倉市と陸前高田市と下田市で作成した逃げ地図のベースマップの大きさ
・市区町村で白地図が手に入る場合がある。白地図は見慣れない人にはわ かりにくいので、川や主要な建物など目印になるものに色を塗っておい たほうがよい。
・もっとも簡易な方法としては、ハザードマップを拡大コピーして使うこ ともできる。コピーの際に縮尺がわからなくならないように留意する。
・ゼンリンの地図を複写・印刷・出力などの複製(コピー)して利用する 場合は、利用申請書を提出し、許諾を得る必要がある。
・利用申請書には、複製する範囲、複製成果の配布目的・配布手段、配布先、 利用期間、複製作業方法、複製作業機関等を示す。
・利用許諾を得たら、使用目的、使用環境、使用機器等の使用条件、使用 期間、申込責任者等が書かれた「要綱」および「約款」記載事項を遵守 することを示した「ソフトウエア借用書」をゼンリンに提出する。
・複製した地図等の成果物の周辺に、ゼンリン指定による著作権と許諾番 号を表示する必要がある。
・使用後は速やかに、借用した元地図のデータを破棄・消去した証明書を ゼンリンに提出する。
無料で誰でも利用することができる。CAD または Illustrator がある場 合はダウンロードして逃げ地図作成用の白地図に使用できる。
(ダウンロードの方法)
・基盤地図情報ダウンロードサービスで 新規登録してログインする。
・ダウンロードファイル形式選択で「基盤地図情報基本項目 JPGIS(GML) 形式」を選択する。
・地域・基盤地図情報の選択で、「地図から選択」・「リストから選択」を選ぶ。 ※必要な情報にチェックを入れる。
・地図で必要な範囲を選択して選択完了
・ダウンロードファイルリストで「全てチェック」「まとめてダウンロード」 「PackDLMap.zip」が保存される。
※ダウンロードした地図データを利用した場合は、申告をすること。
・避難経路を3分ごとに色分けするために、その物差しとしてヒモを用意 する。
・ヒモは、太さ 1.5 ~ 2mm の革ひもが適している。革ひもは、手芸店若 しくはネット通販で購入できる。(100 ~ 200 円 / m程度)
・ひもの長さは、3 分間の移動距離分(129m)を測るため、作成する逃 げ地図の縮尺に応じて切りとる。
・ひもは、作業する人数分を用意する。逃げ地図 1 枚を書き上げる作業は、 経験上4~5人で行われている。
・革ひもの色は、白黒の地図上で作業する際に目立つように、白黒以外の 色にする。
・色鉛筆は、緑・黄緑・黄・オレンジ・赤・紫・茶・黒の 8 色を用意する。 ・市販の色鉛筆 12 本セットを買うと、上記 8 色は全てそろう。
・色鉛筆は、作業人数分を用意することが望ましい。逃げ地図 1 枚を書き 上げる作業は、経験上4~5人で行われている。
・緑・黄緑の消耗が激しく、青・黒はほとんど使われない。
・消しゴムは、作成する逃げ地図 1 枚当たり2~3個、鉛筆削りは 1 個あ れば十分である。