・避難時間の可視化は、地図に逃げロール(革ひも)をあてながら、避難 目標地点(●)から3分ごとに、緑(3 分以内)・黄緑(3 ~ 6 分)・黄(6 ~ 9 分)・オレンジ(9 ~ 12 分)・赤(12 ~ 15 分)・紫(15 ~ 18 分)・ 茶(18 ~ 21 分)・黒(21 ~ 24 分)の順に色分けする。
・色塗りにあたっては、緑色を全て塗り終えた後に黄緑色を塗る。ある色 を塗り終えた後で次の色を塗ることで、塗り残しや色同士の交点での間 違いをふせぐことができる。
・地震時の避難開始時間は、地震発生から 2 ~ 5 分後とされている。南海 トラフ巨大地震の被害想定では、昼間は地震発災5分後、深夜は 10 分 後に避難を開始するとして試算している。
・災害時要援護者等の避難できる距離や緊急避難場所等までの距離、避難 手段等を考慮すると、避難できる最長距離は 500m 程度が目安となる。 緊急避難場所を増やすなどしてできるだけ赤・茶・青・黒の各色を減ら していく。